ShowTaro

世界40カ国廻った鬱病旅人の哲学ブログ

ボスニアンコンフリクト

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人を殺してしまった

 

「嗚呼、なんということをしてしまったのか。逃げ出したい。」

 

この時点でこの少年は別の人間である

 

殺したのは過去の彼であり、彼ではない。

 

「俺の引いた2回のトリガーで1600万人の戦死者と2000万人の負傷者を生むだけに止まらず、さらには彼らの身内への大きな心の傷を与えてしまった。俺はそんなつもりはなかったのだ。人々を守るつもりだったのだ。」

 

彼は他人の罪を背負わなければならない。 

自殺は許されなかった。

青酸カリを飲んでも死ねず、銃口は取り押さえられた。

 

そのトリガーは彼の母の心をも殺してしまった。

 

以前の彼も正義だった。守らなければならない人々と思想があった。

 

目的は果たしたはずなのに、それは間違えた手段に過ぎなかったのか、100年後に英雄と称えられようと、彼は絶望と罪の深淵に堕ちていた。